合併研究会の中間報告が行われる 宮代町議会全員協議会

宮代町議会は16日、全員協議会を開き、春日部市、杉戸町、宮代町で行われている執行部段階による合併研究会から検討状況の中間報告を受けた。合併協定書(素案)、新市基本計画(素案)、今後のスケジュールの検討結果が報告されたが、基本的には先の1市3町の案を踏襲した大枠を示した報告で具体的に踏み込んだ計画案は示されなかった。宮代町議会では限られた短時間の質疑では十分な論議が出来ないとして、何らかの形で詰めた検討を行う場を設けることとなった。

宮代町では、この中間報告を2月号の広報誌に掲載した後、杉戸町で3月ごろと予想される住民投票の動向を見ながら、4月以降に住民説明会を行いたいとしている。

16日の中間報告で示された主なものは
1.地域の重点整備方針として、宮代地域では①東武動物公園駅西口整備②東武動物公園駅東口整備③都市計画道路春日部久喜線の整備④都市計画道路万願寺橋通り線整備
杉戸地区では①東武動物公園東口通り線整備②(仮)都市計画道路新下高野吉野線整備③工業系地域における基盤整備(深輪産業団地の拡充、本郷工業専用地域)④みなみがわ散策路の整備⑤埼葛広域農道の改良整備⑥保育園等の施設整備ーが取り上げられた。これらの総事業費は220億円と見積もられる。
2.合併に伴う削減効果 10年間で人件費で75億円、事務費で18億円、合計93億円の削減効果がある
3.合併による交付金などが受けられる。
など。

これを受けて質疑を行ったが、3人の議員がさわりの質問を行っただけで、実質的な検討を行うには時間や資料などが足りないとして、改めて詰めた論議を行う場を設けることとなった。

【中間報告を聞いて】
「夢いっぱいの合併」をいかに印象付けるか苦心の中間報告といった感じ。
それも、宮代町、杉戸町の住民向けに作られたもので、春日部市はこの合併によって、どんな効果があるかには全く触れられていないように感じた。完全に、宮代町、杉戸町町民を説得するための仲人口的な報告である。
それも、ハード面の整備事業だけ。日経で触れられた春日部市の行政サービスなどの改善は全く見えていない。編入(吸収)合併なので、春日部市のシステムに全て移行するわけだから、それは新市になってからということか。あるいは、ソフトは重要なことではなく、合併推進者が求める道路整備などインフラ整備を行うために合併するのだからということだろうか。
その整備事業も羅列されただけで具体化の順番は情勢次第(県などの意向もある)、画に描いた餅になる公算がないわけではない。というより、春日部市分の整備事業の一覧が示されていないのである。これでは、後だしじゃんけんである。
例えは悪いが、春日部市は親、杉戸、宮代は子の関係に見える。親は自分の分については子どもに相談する必要はなく自分で判断するが、子どもの分については親に希望を言えば聞いてあげないでもない、そんな図式に見える。親がすることに子は口出しできないのである。でも、子が貰ったお年玉は親のものである。合併は結婚だと思っていたら、いつの間にか養子縁組になったようである。
編入(吸収)合併なのだからだろうか・・・。

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この記事へのコメント

にん
2009年02月02日 21:07
本当に町が合併したいなら「住民投票」はしないで久喜や加須のように上層部で町民から要望が出る前に決めてしまえばよかったことと思う。両市は多数の市町でも町民から意見が出る前に、合併が当たり前のようになってしまった。今、杉戸で問題がある以上、宮代も巻き添えになるならこの話は白紙になるのではないか。春日部も、もうあまり関心がないのではないか。