生物嫌いのたわごと(!!!)
前回は、理科教育が「生命の重さ、尊さから入っていかないことに問題がある」との論旨で書いたつもりだが・・・。
今回もその続き、
自然保護団体や全国にある自然教室では、「自然に触れ合おうよう」というキャッチフレーズを掲げるところが多い。そしてまた、そうしたイベントが数多く開催される。
大部分のイベントは、しっかりとした理念の下に、一つのカリキュラムとして、作り上げられたものであり、さほどの問題はないと思われる。(それぞれについて調査をしたわけではないので、断言は出来ないが・・・)
しかし、旅行会社の主催する夏休みエコツアーや一部の団体などが行う、「自然に触れ合う」イベントは、自然と触れ合うのではなく「自然を玩具にして遊ぼう」というようなものが散見される。
例えば、ザリガニつりなどのイベントが催される。釣られたザリガニはどうなるのだろう・・・。
自然に触れ合うツアーでキャンプに行く、当然昆虫や植物とのふれあいが行われる。触れ合った、カブトムシやクワガタ、植物はどうなるのだろう。
生物の命の尊さから入っていかないと、それは、自然と触れ合ったのではなく、自然を破壊していることに繋がることにならないだろうか。
いえいえ、それは「昆虫採集」あるいは「植物採集」という立派な学習なのです。
一匹や二匹捕まえたって・・・。勉強のためなら良いじゃないか。
ところで、私の住む宮代町の隣町杉戸町で、
「杉戸の遊水池に生きていた
絶滅危惧種のオオセスジイトトンボ
42年ぶりに生息地確認」
という新聞記事が出ました。
多分、杉戸町の小・中学生全員が、このトンボを「昆虫採集」の勉強の対象としたら、いなくなってしまうでしょう。
「それは、そんな貴重なトンボを昆虫採集なんて。もってのほかだよ」
勉強でもですか。
「駄目だよ、そんな。貴重なものなんだから」
貴重って、このトンボの何が貴重なんですか。貴重だから昆虫採集は駄目なんですか。
以下は次回に・・・・。
今回もその続き、
自然保護団体や全国にある自然教室では、「自然に触れ合おうよう」というキャッチフレーズを掲げるところが多い。そしてまた、そうしたイベントが数多く開催される。
大部分のイベントは、しっかりとした理念の下に、一つのカリキュラムとして、作り上げられたものであり、さほどの問題はないと思われる。(それぞれについて調査をしたわけではないので、断言は出来ないが・・・)
しかし、旅行会社の主催する夏休みエコツアーや一部の団体などが行う、「自然に触れ合う」イベントは、自然と触れ合うのではなく「自然を玩具にして遊ぼう」というようなものが散見される。
例えば、ザリガニつりなどのイベントが催される。釣られたザリガニはどうなるのだろう・・・。
自然に触れ合うツアーでキャンプに行く、当然昆虫や植物とのふれあいが行われる。触れ合った、カブトムシやクワガタ、植物はどうなるのだろう。
生物の命の尊さから入っていかないと、それは、自然と触れ合ったのではなく、自然を破壊していることに繋がることにならないだろうか。
いえいえ、それは「昆虫採集」あるいは「植物採集」という立派な学習なのです。
一匹や二匹捕まえたって・・・。勉強のためなら良いじゃないか。
ところで、私の住む宮代町の隣町杉戸町で、
「杉戸の遊水池に生きていた
絶滅危惧種のオオセスジイトトンボ
42年ぶりに生息地確認」
という新聞記事が出ました。
多分、杉戸町の小・中学生全員が、このトンボを「昆虫採集」の勉強の対象としたら、いなくなってしまうでしょう。
「それは、そんな貴重なトンボを昆虫採集なんて。もってのほかだよ」
勉強でもですか。
「駄目だよ、そんな。貴重なものなんだから」
貴重って、このトンボの何が貴重なんですか。貴重だから昆虫採集は駄目なんですか。
以下は次回に・・・・。
この記事へのコメント
その後3日間ほど採取網を持った子供の数を観察しましたが、結果は1人でした。
ただ、朝から晩までそこに居られたわけでもありませんし、その3日間はお盆でしたから、殺生は親から禁じられている時期だったかも知れません。
あの記事からでは場所の特定はけっこう難しいかも知れませんが、これから夏休みが終わりに近づくとどうなるか若干心配でもあります。
でも、3日も通われましたか・・・。