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日本の手仕事文化に深い愛情を注いだ著名な工業デザイナー秋岡芳夫(1920〜1997)さんが、その半生をかけて集めた日本の手仕事道具と手仕事で作られた生活用具・秋岡コレクションが埼玉県宮代町で特別展示されることとなった。展示されるのは、「もの作る人を育てる」ことを柱としている日本工業大学の工業技術博物館。会期は11月1日〜22日まで。 11月21日には、手仕事文化を受け継ぐ、三代目左久作さんが午後1時30分から同大学学友会館で「鍛冶屋の仕事」と題して特別講演を行う。 秋岡コレクションは、「日本の工業デザイナー、童画家、著述家、教育者。熊本県宇城市松橋町出身。工業デザイナーでありながら消費社会に疑問を投げかけたり、持論を実践するため日本各地でクラフトの育成のために尽力するなど、活動領域の広さや手法の独自性は他に類例がない」(Wikipediaより)秋岡芳夫氏が集めた「大工道具をはじめとした手仕事の道具や遊山弁当などの生活用具約6,500点、関連資料や執筆資料、映像資料など11,320点、合わせて18,000点からなる資料」(オケクラフトセンター森林工芸館HPより)。 秋岡芳夫氏没後、遺族から北海道・置戸町に寄贈された。手仕事文化に関心おある人はもとより、秋岡芳夫氏の「生き方」に共感する人などそのコレクションに触れたいと言う人は多い。 その、コレクションの一部とはいえ関東圏で接することが出来るのは極めて珍しいことで、その展示会が注目されている。 11月1日のオープンを前に、10月28日には、日本工業大学の大川陽康・理事長が、展示ブースを訪れ即席の内見会を行った。 秋岡芳夫死の経歴で、東京高等工芸学校に入学との記載を見て「懐かしい名前だね」と感想を漏らしたり、 生活用具としての「遊山弁当」とその制作道具の展示コーナーでは、弁当と言えば・・・・、 「実は、私はMy HASHIを持ち歩いているんだよ」と、エコ・環境への取り組みを積極的に進めている日本工業大学をさりげなくアピールして、和やかな内見会となった。 ところで、ウナギの調理法で「関東の背開き、関西の腹裂き」というのは良く知られていますが、捌く道具も違うことをご存知ですか。 大川・理事長も興味深そうに見入っていました。 どう、違うのかは会場に来て、見てください。 なお、日本工業大学工業技術博物館は、明治初期からの歴史的な工作機械を動態(動く状態で)保存・展示している博物館で、そのうち178点の資料が国の登録有形文化財として今年3月登録されている。動態保存のため、希望すれば一部動くところを見ることも出来る。入場は無料。第三土曜日(8月と12月を除く)には蒸気機関車の有火運転(人を乗せて構内のレールを走る)も行っており、11月は1日、2日も有火運転する。 日本工業大学は、東武伊勢崎線東武動物公園下車徒歩約15分。 |
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